「完璧主義」という言葉を聞くと、あまり悪いイメージが無く、「何でも完璧にこなす」や「キチンとしている」等、どちらかというと「 優等生 」というイメージを持つ方が多いかと思います。

しかし、完璧主義はとても不安定な性格で、「劣等感を抱く」や「向上心が湧かない」等、自分自身の成長をどんどん妨げてしまう事も。

 

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子育てで一番悩む!子供の性格が完璧主義なら要注意

それは意外と気づかないうちに、親が子どもに与えてしまうものにも原因があります。今回は、完璧主義な子への接し方と対処法をご紹介したいと思います。「うちの子は完璧主義なのかな?」と思ったら、ぜひ参考にしてみてください。

 

完璧主義な子の特徴は?

完璧主義な子の様子を見ていると、

・責任感が強い。
・完璧を求めるので、細部までこだわる。
・妥協が出来ないので極端。
・常に100点な自分が当たり前。
・出来なかった、失敗をしたら癇癪を起こしたり、ぐずってしまう。酷く落ち込む。
・一度失敗した事をもう一度チャレンジするのに時間が掛かる。
・出来ない自分を認められないから、新しい事に挑戦する意欲が低い。
・自分の考えを中々曲げない。

等の特徴が見られます。「負けず嫌い」でしたら、例え失敗しても次は絶対成功させる!絶対勝つと、向上心と次への意欲が自然とすぐ湧きます。

しかし、完璧主義な子は 自分は何でも出来る 、 出来るのが当たり前な自分 を常にイメージしているので、一度の失敗でも認められず、問題から目を逸らしてしまう事が多いです。良く言うと理想の自分を持っている 、 細かく丁寧 。悪く言うと、 自意識過剰 なのです。

ここまでの文を読んでると、「完璧主義ってあまり良くないのかな?」と、思えてしまいますが、そんな事はありません!

・すぐ諦めてしまう。
・失敗したら酷く落ち込む。
・妥協出来ない。
・考えを曲げない。

この原因を改善していけば、目標や理想に向けて努力していく頑張り屋な子どもになっていきます。では、具体的にどうしたらいいのかをご紹介していきます!

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出来ない自分を認めるために必要な言葉は?

先にも書きましたが、完璧主義な子は一度だけの失敗でも、中々切り替えられず落ち込んだり、酷い時は癇癪を起こして泣きわめく事も。しかし、何故そのような態度になってしまうのか?その根本には、 出来ないとパパやママに認めて貰えないと思っているから

私達大人は、子育ての中で知らず知らずのうちに子どもにプレッシャーを与えてしまっている可能性があります。そんなつもりが無かったとしても、何気なく言った言葉をそのまま素直に受け止めて、「出来なきゃダメなんだ」と思い込んでいる事も。

このような考えになってしまった時に、どうしたら良いのか?答えは簡単です。それは、 出来なくてもあなたのことが大好きだよ と伝えること。自分の子どもが大好きなのは、当たり前ですよね(笑)

でも、この 「大好きだよ」を伝えることは、とても重要なのです 。完璧主義の子は、感受性が他の子より豊かな子が多く、言葉一つ一つに敏感なので、親からの「頑張って!」という応援だけでは逆にプレッシャーになってしまうのです。

出来るまで頑張って!」という言葉よりもまず、「 出来ても出来なくても、あなたが頑張ったことがとても嬉しいんだよ。 」と、お子さんに伝えてください。それだけで、お子さんはきっと安心するでしょう。

子どもにプレッシャーを掛けない褒め方はみなさんできていますか?まずは結果はどうでも頑張っている過程をほめてあげてください。

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結果も大事だけど、そこまでの過程がとても大切。

何かを上手く出来た、成功したという結果は大事です。その経験が、次への意欲に繋がります。しかし、「出来たね!凄いよ!」という褒め方は決して悪い答えではないのですが、これは結果しか褒めていません。

大切なのは、その結果までの過程も褒めることがとても大切なのです。完璧主義な子に必要なのは、 結果よりも過程

自分が努力した過程をパパとママは見てくれている&理解してくれると思えるだけで、自信に繋がり、結果への過剰な固執が和らぎます。もちろん褒めるだけではなく、ダメだった所は丁寧に指摘し、こうしたら次はもっと良くなるよ!等アドバイスやフォローを忘れずに。

 

立ち直れない時は、第三者の助けも

上記の様に気を付けて接しても、中々立ち直れない子もいます。それは、身近な人よりも、 自分より秀でている人&家族以外の人から認めてもらいたい という気持ちが強い子の可能性があります。

この場合、パパやママが何か言っても、その子に響かない事が多いです。そういう時は、例えば勉強や習い事を教えてくれる先生、あるいは、家族以外の第三者からの言葉が本人に良く響きます 。

私は以前、6歳の完璧主義な女の子に会った事があります。その子は頑張り屋で、お行儀もよく、他の子よりスラスラこなしていくタイプの子でした。ある時、出来ると思った事が思うように出来ず、泣いてしまい、取り組むのを拒んでしまったことがありました。

ママが「大丈夫!途中まで上手く出来ていたじゃん!もう少し頑張ってみようよ?」と、女の子に言いましたが、まったく響かずピーギャー!とシャットダウン(笑)そこで今度は、私が声を掛けてみました。

優しく褒める

「ママの言う通り、上手に出来てたよ?凄いな~って思っちゃった!出来なかった所は、まだ慣れてなかっただけだよ。絶対すぐ出来るようになるよ!だって、〇〇ちゃんは頑張り屋さんだもん♪もう少しやってみよう!」と、声を掛けてみました。

すると、その子は涙を頑張って拭いて、また取り組む姿勢に戻ったのです。

この時のお互いの立ち位置は、先生と生徒。彼女は、私が自分よりも出来る人&偉い人と幼いながらも認識していて、 先生という立場の私から認めて貰った部分と、出来るようになるという言葉を信じて 、前をまた向いたのだと思います

このあと、彼女は結果を出せ、ママと満面の笑みで喜び合いました。どうしても両親の言葉が響かない時は、第三者に相談して力を借りるのも良いと思います。

 

前向きな言葉で柔軟性を

柔軟性はとても大切です。妥協が出来ないと、一つの事に固執し、自分を苦しめる可能性があります。段々大人になり、学校や社会に出た時に、柔軟性は対人コミュニケーションや、勉強や仕事を効率よくこなすために必要な要素になってきます。

計画的にこなす事も大切ですが、何でもかんでも計画通りにいくわけではありません。ですので、時には「 なんとかなるさ 」という前向きな言葉で、妥協しても良いという意識を持つことも大切です。

普段から使っていると、聞いている子供も、一つの事や物にこだわらなくても、妥協出来るなら妥協するという意識が持てるようになります。過剰に使い過ぎると、ただただダラけになってしまうので、使い時に気を付けてください(笑)

 

まとめ

内気、優しい、天真爛漫、細かい等…子どもたちの性格は様々で、その子にとっての個性でもあります。

それぞれの性格に長所と短所があるように、完璧主義な性格にも長所と短所がありますが、個性を潰さず、短所を上手く導くことで短所を補う事が出来ます。

今回のポイントは…

・ 結果がどうあれ、頑張ってやっていた本人を認める 。
・ 結果よりも過程を褒める 。
・ 場合によっては第三者の力を借りる 。
・ 前向きな言葉で柔軟性を育てていく 。

この4つです。これらをポイントに、完璧主義なお子さんと向き合いながら、成長の手助けをしていきましょう。

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