小さい子は本当に色々な風邪をもらってきます。結膜熱(プール熱)もその一つですよね。

私には子供が二人いますが、彼らはプール熱にかかったことがなく私自身プール熱の何たるかをよく知りません。あらかじめ調べるのが面倒で(笑)

ですが、今のままでは子供たちがプール熱になった時にどうして良いかわかりません。それに、私もかかってしまうと思います。それは嫌です。

なので、私を含め、プール熱をよく知らないママさんのためにプール熱について調べてみました。これさえ読んでおけば安心!の完全保存版です。調べておけば良かったと思う前に、お子さんがプール熱をもらってくる前に、一緒にプール熱の知識をつけましょう。

 

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結膜熱(プール熱)とは?

公的機関の説明をまとめました。ここからは呼び方をプール熱に統一してご紹介します。

流行時期

6月頃から流行し始め7~8月にピークを迎え、終わるのは10月頃です。しかし、2000年以降は1年を通じてかかる病気と認識されています。

画像引用URL:東京都感染症情報センター・咽頭結膜熱の流行状況より

グラフを見ると、夏に大きな山と冬に小さい山があります。40週~49週はだいたい9月最終週から12月第1週ですので、やはり秋冬にも流行しているようです。

秋や冬は、インフルエンザや感染性胃腸炎だけが流行ると思っていましたが、プール熱も流行るんですね。全く知りませんでした(笑)1年を通してプール熱には注意が必要ですね。

感染経路

  • 飛沫感染
  • 接触感染
  • 糞口感染

以上の3種類です。

これ以外に、プールの汚染された水に含まれるウイルスが直接結膜から体に入り込むこともあります。これがプール熱と呼ばれる所以なのでしょう。目からウイルスが入り込むなんて想像するだけでホラーです。水にばい菌が多くいるのは知っていますが、知ると想像するとでは大違いですね。

原因ウイルス

プール熱の病原体はアデノウイルスです。とても種類が多いウイルスで、今まで67種類が報告されています。プール熱を引き起こすウイルスは3型・4型・7型ですが、他の種類のアデノウイルスからプール熱になることもあります。

アデノウイルスという名前は聞いたことがあります。種類も多いので、ウイルス界ではかなりメジャーな存在なのかもしれません。それにしても、子供がかかるウイルスは聞き慣れないカタカナばかりでなかなか覚えられませんよね。

かかりやすい年齢

調査によると、プール熱にかかった人の60%は5歳以下の子供です。特に3歳から6歳の幼児がかかりやすいようです。実際には大人の人数も多い気がしますが、二次感染した大人は病院に行くことが少ないのかもしれません。

学校保健法による取り扱い

プール熱は、校保健法により第二種伝染病に指定されています。第二種伝染病の定義はこちらです。

空気感染又は飛沫 まつ 感染するもので、児童生徒等の罹患が多く、学校において流行を広げる可能性が高い感染症を規定している。出席停止期間の基準は、感染症ごとに個別に定められている。ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたとき は、この限りではない。

引用URL:文部科学省・学校において予防すべき感染症の解説1

 

(文部科学省・学校において予防すべき感染症の解説1)

プール熱は出席停止、つまり登園禁止になります。

プール熱は、「手足口病」「ヘルパンギーナ」と合わせて、夏の三大風邪と言われています。が、他の2つは第三種伝染病に指定されているので、夏風邪の中でも重い感染症とみなされているようです。ますますプール熱への恐怖が高まります。

今まで全く意識していませんでしたが、今年の夏はプール熱の動向をチェックしようと思います。

参考URL:

厚生労働省・咽頭結膜熱について

国立感染症研究所・咽頭結膜熱とは

東京都感染症情報センター・結膜熱

日本医師会・知って得する病気の知識

文部科学省・学校において予防すべき感染症の解説

参考冊子:

巷野悟郎監修・あわてないで子供の病気気がかりな症状と手当て

岩田敏監修・知っておきたい子どもの夏かぜ

 

プール熱の症状

プール熱で最も気になるのは具体的な症状ですよね。夏に流行る感染症はどれも症状が似ているため、自分の子供が何にかかっているかわかりにくいと思います。

この、何にかかっているかわからない時が一番不安なんですよね。私は心配性なので、そういう時はつい悪い方に考えてしまいます。大きな病気にかかったのでは?と心配が強くならないために、具体的な症状を見ていきましょう。

潜伏期間

公的機関で発表されている潜伏期間は様々ですが、一番記述が多いのが5~7日、最も長いのは2~14日でした。

  • 手足口病 3~5日
  • ヘルパンギーナ 2~4日
  • インフルエンザ 1~3日
  • ノロウイルス 1~3日

他の感染症と比べるとプール熱は潜伏期間が長いですね。ウイルスが身体の中に入った違和感で機嫌が悪くなるのか、我が家の子供たちは風邪を引く前にとても機嫌が悪くなります。なので、機嫌が悪い日が続いたらプール熱を疑っても良いかもしれません。

参考URL:

厚生労働省・咽頭結膜熱について

国立感染症研究所・咽頭結膜熱とは

東京都感染症情報センター・結膜熱

日本医師会・知って得する病気の知識

文部科学省・学校において予防すべき感染症の解説

東京感染症センター・感染性胃腸炎

東京感染症センター・インフルエンザ

主な3症状

  • 発熱
  • 喉の痛みや腫れ
  • 眼の症状(結膜炎)

この3つの症状が3~5日、長くて2週間続きます。

発熱

プール熱は、まず熱が出ます。39~40度の高熱と37~38度台の微熱を繰り返し、頭痛、食欲がなくなったり、全身がだるくなってきます。そして、喉の痛みや結膜炎が現れます。

喉の痛み

喉が真っ赤に腫れ、プツプツとした発疹が出ることもあります。かかりつけの薬剤師さん曰く、プール熱で薬をもらいに来るお子さんは喉を真っ赤に腫らしてやってくるそうです。プール熱と言えば、喉が真っ赤になる病気というイメージが強いのだとか。

眼の症状(結膜炎)

眼が充血して真っ赤になり、痛みやかゆみを感じます。涙や目やにが出て、中にはまぶしいと感じる子供もいるようです。片側の眼から症状が現れた後に、時間差でもう一方の眼にも同じ症状が出ます。

症状が現れるのは下まぶたがほとんどで、上まぶたにはあまり出ません。また、年齢が低いと結膜炎の症状が現れないこともあります。流行性角結膜炎(流行り目)のように角膜に症状は出ません。

眼の症状が気になって眼科に行ったらプール熱だったケースもあるそうです。眼の症状が現れてまさか風邪だとは思いませんよね。主要3症状の他には、腹痛や下痢、リンパ節が腫れることもあります。身体を痛めつけるという意味で、アデノウイルスは万能ですね。

プール熱にかかった本人も大変ですが、看病する側も辛い日々が続きそうです。子供はたくさん風邪を引いて菌に強くなるとよく言いますが…できることならプール熱にはかかって欲しくありません。二次感染は嫌ですが、子供がこんな辛い想いをするくらいなら代わってあげたいです。

参考URL:

厚生労働省・咽頭結膜熱について

国立感染症研究所・咽頭結膜熱とは

東京都感染症情報センター・結膜熱

日本医師会・知って得する病気の知識

文部科学省・学校において予防すべき感染症の解説

参考冊子:

巷野悟郎監修・あわてないで子供の病気気がかりな症状と手当て

岩田敏監修・知っておきたい子どもの夏かぜ

重症化・合併症の有無

重症化することは稀です。が、アデノウイルス7型にかかった乳幼児は重症化する可能性が高いです。呼吸障害や細菌の二次感染を併発することがあります。

参考URL:国立感染症研究所・咽頭結膜熱とは

治療法

特効薬はなく、基本的には対処療法です。かかりつけの薬剤師さんも、プール熱になったらほとんど薬は出せないと言っていました。口内炎や喉の腫れがひどい時にうがい薬を出す程度だそうです。

眼の症状が強い場合は、眼科で治療を受けることになります。我が家の子供たちを見ていると、痛みよりもかゆみを嫌がると感じるので目薬は必ずもらいたいです。子供に目薬を差すのって難しいんですけどね。

他の病気との違い

夏の三大風邪である手足口病とヘルパンギーナ、そして眼の症状が似ている流行り目(流行性角結膜炎)と比べました。症状は似ていますが微妙な違いはがあるので、参考にしてくださいね。

手足口病とプール熱

 

手足口病

プール熱

感染症の種類

急性ウイルス感染症

急性ウイルス感染症

ウイルス

コクサッキーA群ウイルス

エンテロウイルス71型

アデノウイルス

感染経路

飛沫、接触、糞口

飛沫、接触、糞口

発熱

37~38度台、まれに高熱

39~40度台の高熱と

37~38度台の微熱を繰り返す

主要症状

手足口に発疹が出る

発熱、咽頭炎、結膜炎

特効薬

なし

なし

その他

第三種学校感染症

第二種学校感染症

手足口病は微熱の後に身体の柔らかい部分に発疹が出ます。なので、熱の高さと発疹の場所で見分けがつきそうですね。手足口病は第三種学校感染症に指定されています。

第三種学校感染症の定義はこちらです。

学校教育活動を通じ、学校において流行を広げる可能性がある感染症を規定している。出席停止期間の基準は、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認める までである。

引用URL:文部科学省・学校において予防すべき感染症の解説1

登園基準はお医者さんの判断に委ねますよってことですね。プール熱より基準が少し緩いようです。

手足口病にはこちらも参考にチェックしてみてください。

子供の手足口病の鍵は〇〇!ママが知るべき手足口病8つのこと

子供の手足口病に感染したら?初期症状(熱、発疹)と治療法

ヘルパンギーナとプール熱

 

ヘルパンギーナ

プール熱

感染症の種類

急性ウイルス咽頭炎

急性ウイルス感染症

ウイルス

コクサッキーA群ウイルスなど

アデノウイルス

感染経路

飛沫、接触、糞口

飛沫、接触、糞口

発熱

38.5度以上の高熱

39~40度台の高熱と

37~38度台の微熱を繰り返す

主要症状

発熱、喉の痛み、喉に発疹

発熱、咽頭炎、結膜炎

特効薬

なし

なし

その他

第三種学校感染症

第二種学校感染症

ヘルパンギーナとプール熱は症状がとても似ていますね。眼の症状が出ているかどうかで判断できそうですが、子供の様子を見るだけでは難しそうです。ヘルパンギーナは喉に水ぶくれのような発疹が出るのが特徴ですが、お医者さんではない私が喉を見て違いを見分けられるか…怪しいです。

流行り目とプール熱

 

流行り目(流行性角結膜炎)

プール熱

感染症の種類

急性ウイルス感染症

急性ウイルス感染症

ウイルス

アデノウイルス

アデノウイルス

感染経路

接触

飛沫、接触、糞口

発熱

なし

39~40度台の高熱と

37~38度台の微熱を繰り返す

主要症状

目やに、充血、稀にリンパの腫れ

発熱、咽頭炎、結膜炎

特効薬

なし

なし

その他

第三種学校感染症

第二種学校感染症

流行り目はプール熱と同じアデノウイルスが病原体ですね。初めて知りました(笑)アデノウイルスが眼に付着して色々な症状を引き起こすようです。流行り目に発熱はありません。近くに流行り目にかかった方がいたらあっという間に広がりそうだなと思ったのですが、だから流行り目と言うんですよね(笑)

表にはありませんが、流行り目は角膜にも症状が出るようです。プール熱は結膜にしか症状が出ませんので、眼の症状でも判断できそうです。

かかりつけの薬剤師さんにも三大夏風邪の見分け方を聞いたのですが、夏風邪に限らず、小さな子供の風邪は見分けがつかないものが多いそうです。お医者さんでも判断は本当に難しく、治った後になって初めて〇〇風邪だったと分かることもあるんだとか。薬剤師さんの話、とても共感できます。

例えば、40度の熱を出して薬をもらったけれど、次の日に身体中に発疹が現れて突発性発疹だとわかった、とか、ヘルパンギーナと診断されたけど手足口病だった、などは小さな子供あるあるだと思います。同じ風邪でも子供によって現れる症状は様々です。でも、子供が辛いことに変わりはありませんよね。

お子さんが熱を出したり、いつもと様子が違ったらすぐに病院に行きましょう。やはりお医者さんの診断が一番ですし、熱が出ている理由がわかればこちらも安心しますよね。

乳幼児がかかりやすい感染症はこちらも参考になりますよ。

溶連菌感染症の症状(熱)と治療!子供も大人も嘔吐でうつる

ロタ,ノロウイルス症状(下痢,熱,脱水)と潜伏期間!子供予防接種

 

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病院での対応

プール熱の特徴は発熱と喉の痛み、眼の症状です。となると、病院のどの科を受診すれば良いか迷いますよね。検査をするのか、薬はもらえるかも気になるところです。

受診する科は?

小児科、眼科、耳鼻咽喉科がベストです。我が家では、最も気になる症状から診てもらうようにしています。熱が出たらまず小児科に行き、熱が下がらないようなら耳鼻咽喉科、それでも治らないなら何件か違う病院に行くこともあります。

小児科だと身体全体を診てもらえますし、耳鼻咽喉科や眼科はそれぞれの見地から症状を調べてもらえます。プール熱は初めから高熱が出るので、熱が気になる場合は小児科に行き、眼や喉の症状を詳しく診て欲しい時はそれぞれの病院に行くのが良いでしょう。

診断・検査方法

診察で発熱と喉の赤み、目の充血があれば、プール熱と診断されます。最近はアデノウイルス検査キットが普及し、病院ですぐに検査してもらえます。重症化した場合は、血液検査でアデノウイルスの種類を確定しより詳しく調べてもらえるそうです。

アデノウイルスは特効薬がありません。それぞれの症状に合わせて治療することになります。薬剤師さんは口内炎を抑える薬を出すことが多いと教えてくれましたが、病院の方針によってもらえる薬が変わります。

熱には解熱剤、喉の痛みには炎症を抑える薬、眼の症状には目薬をもらいます。「できれば子供には薬を飲ませたくない」「薬を飲んで早く元気になって欲しい」などご家庭によっても薬に対する考え方は違うと思うので、ママの希望に合わせて薬をもらってくださいね。

参考URL:

国立感染症研究所・咽頭結膜熱

T-PEC・咽頭結膜熱

 

自宅でのケア

夏風邪は特効薬がないものが多く、自宅でのケアが大事です。夏は気温がとても高く熱中症対策にも気をつけなければならない時期。お家での過ごし方に十分注意しなければいけませんよね。

プール熱に限らず、夏風邪を引いた時に使えるケアをご紹介します。

水分補給

本人が飲みたがるようなものを与えることがポイントです。水分を欲しがらない時は、アイスやゼリーなどの甘くてのど越しの良いものをあげましょう。普段甘いものを食べないお子さんにはとても効果的です。

私は基本的に甘いものをあまりあげたくないタイプなので、普段はジュースやゼリーを家に置かないようにしています。子供たちがデザートにありつけるのは外食した時くらい。ジュースを飲む機会は少ないですが、彼らは甘いものの美味しさをしっかり覚えています。

なので、熱を出したり喉を痛がる時は甘いものを解禁します。お茶や牛乳は嫌がっても、甘いものは飲んでくれます。同じ液体だから喉は痛むはずなのに不思議です。

痛みがピークの時は、アイスやゼリーなど喉越しが良いものでもなかなか進みませんが、少しずつゼリーやアイスに積極的になってきます。いつもはありつけない貴重なものだと理解しているからでしょうか(笑)

消化の良いものを食べさせる

アイスやゼリーが食べられるようになったら、消化の良いものを食べさせます。我が家の子供たちは麺類が大好きなので、離乳しょくばりにくたくたに煮た薄味のうどんを食べさせるようにしています。

甘いものに比べると、最初は食いつきが悪いです。一口でも食べてくれれば良いや、くらい長い目でうどんを与えます。

うどんは具材でバリエーションが広がりますし、お粥より美味しく食べられます。それに消化の良いものはお腹が空きますよね。どんどん食べてくれるようになったら回復している証です。

温度管理

お手本は、保育園や病院の空調です。夏場、保育園にお迎えに行くと会社よりすごく居心地が良いと感じるのは私だけでしょうか。空気全体の温度が一定に保たれていて、エアコン特有の嫌な冷気を感じません。

保育園はエアコンの冷気が部屋全体にうまく行き渡るように工夫されています。長男の通っている保育園の天井には至るところに扇風機が設置してあり、どこでも涼しく感じます。

最新型のエアコンはセンサーがついていて、お部屋全体の空気を冷やしてくれるようですね。我が家のエアコンは最新型ではないので、サーキュレーターを一緒に使っています。扇風機とは違い部屋の風を回すだけですが、同じ温度設定でもサーキュレーターを使う方が断然涼しく感じます。あると無いとでは大違いです。

サーキュレーターを導入してから、空調の心配はなくなりました。エアコンだけ使っている方には、エアコン+扇風機、もしくはエアコン+サーキュレーターがおススメです。すぐに導入できない時は、エアコンの冷気がお子さんに当たらないように調整してください。

小さな子供が快適に感じる温度は26~28度、外との気温差は5度以内がベストです。ここ数年は猛暑になることが多いので、エアコンは26~28度に設定して過ごしてくださいね。

湿度管理

喉の痛みに乾燥は大敵です。それにウイルスは乾燥したところが大好きですので、夏場、それもお子さんが風邪を引いている時は特に、お部屋が乾燥しないように工夫しましょう。

エアコンがガンガンについている職場で乾燥を感じたことはありませんか?化粧品売り場の店員さん曰く、夏場の方が肌の乾燥に注意しなければならないそうです。

夏に加湿器を使うイメージはありませんが、乾燥を感じた時には使うのもアリです。夏に湿度が高い=ジメジメすると思いがちですが、温度が快適だとそこまで気になりません。

どうしても抵抗がある時は、洗濯物を室内で干すのがおススメです。日の当たる場所で室内干しすれば、イヤな匂いもありません。バスタオル1~2枚を濡らして絞り、部屋にかけておくだけのも効果的です。

基本的には冬に乾燥が気になる時の対策と同じですが、ちょっとした工夫でお部屋の空気が変わります。夏場でも、普段から湿度対策するだけでお部屋が快適になります。試したことのない方には本当におススメです。

すぐに実践できなくても、温度計や湿度計を測ってお家の温度と湿度を把握するだけでも良いでしょう。

普段着ているもので大丈夫です。気になる場合は持っている服の中で涼しそうな素材を選ぶのが良いでしょう。

くれぐれもオムツ1枚で過ごさないようにしてください。我が家の長男はそれで風邪が悪化しました(笑)

お風呂

38度以下で元気なら、シャワーOKです。ですが、お風呂やシャワーは体力を消耗するので軽めが良いでしょう。水遊びが好きなお子さんはついお風呂が長くなりますが、そこはぐっと我慢してもらって早めに切り上げるようにしてください。

我が家は片方が風邪を引いた時は、できる限り時間差で一人ずつ入れるようにしています。シャワーに一緒に入るともう片方にウイルスが移ってしまいそうな気がして一緒に入れるのに抵抗があります。

時間的に無理そうな時は、元気な方を先に洗ってから湯の入っていない浴槽に待機させ、風邪を引いている方を洗います。同じ空間にいることに変わりはないのですが、これだけでも気休めになります(笑)

風邪を引いた時、シャワーでさっぱりすると子供も気持ち良く感じます。元気そうならサクっと入れてあげてくださいね。

 

二次感染を防ぐ

お子さんがかかった時、気をつけなければならないのは二次感染です。子供の風邪は二次感染率が高く、大人がかかると辛いです。家族にウイルスが広がらないようにしっかりと予防しましょう。

大人がプール熱に感染したら

看病疲れから抵抗力が落ちる時にかかりやすくなり、子供と同じ症状が現れます。プール熱に限らず、かかった時の身体の状態によって症状の度合は変わります。

特にお年寄りは免疫力が弱いため、子供同様重症化しやすいです。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に住んでいるなら、二次感染には一層注意しなければなりません。

子供は法律によって登校や登園が禁止されますが、大人にはそういった規則はありません。ただ、会社の方にウイルスを移さないために、何より自分が早く良くなるために、無理せずお休みすることをおススメします。なかなか休めないのが現実ですが、会社にいる時間を極力短くしましょう。

お子さんの看病は息つく暇がありませんよね。いつもは朝まで寝るのになかなか寝なかったり、夜中に起きたりすることも増えるとこちらまでぐったりしてしまいます。それに早く元気になるかな…と心配になると、それだけで人間の抵抗力は落ちるようにできているそうです。いわゆる病は気から、です。

なので、心配し過ぎないことが大事ですが…実際は心配しない方が難しいですよね。心配してもどうにもならないこともありますが、看病している時は心配なことだらけです。だからこそ、お子さんのケアをしっかりしつつ二次感染を防ぐことが大事なのです。

参考URL

増森クリニック

CSアカウンティング株式会社・労働法関連

感染経路をシャットアウト

プール熱に限らず、子供の風邪が回らないようにするために大事なことは感染経路のシャットアウトです。感染経路別に予防を行えば、万が一かかっても軽い症状で済みます。

  • 飛沫

(プール熱にかかっている子の咳やくしゃみを浴びた時)

  • 接触

(タオルを共用したり、手や指についたウイルスが口から入り込む)

  • 糞口

(オムツを替える時にウイルスをもらう)

  • プールの汚染水

(きちんと消毒されていないプールでウイルスをもらう)

この4つの感染経路をシャットアウトして過ごすようにしましょう。

  • 子供と一緒にいる時は常にマスクをする。
  • できれば寝る時もマスク着用。
  • 手洗いうがいを常に行い、使い捨てのゴム手袋やキッチンペーパーを使う。
  • タオルや使った食器は、他のものとは別にし消毒を行う。
  • オムツを替える時は使い捨てのゴム手袋をし、オムツはすぐに外へ捨てる。

など、手洗いうがい以外にも感染経路を意識した予防をしましょう。個人的にキッチンペーパーを使うのは少々勿体ない気もしますが、健康への投資だと思えば問題ないのかもしれません。もし、子供がプール熱にかかったら、涙ながらにキッチンペーパーを使おうと思います。

プールの汚染水に関してですが、ここ最近はプールでの塩素消毒が徹底されていて、定期的に行政の立ち入り検査があります。なので心配し過ぎることはなさそうです。

参考URL:

東京都福祉保健局・プールに関するよくある質問

国立感染症研究所・咽頭角膜熱について

効果的な消毒方法

アデノウイルスは感染力が強く、一般的なアルコール消毒がなかなか効きません。

  • 熱(煮沸)
  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • 塩素消毒
  • 90%濃度のエタノール

現在は、この4つがアデノウイルスの消毒に有効とされています。

ただ、医薬品の規格基準書によって、市販されている消毒剤は90%の濃度を満たさないものがほとんどです。なので、熱湯消毒や次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が最も有効のようですね。

アデノウイルス豆知識~実はノロウイルスと同じ仲間

次亜塩素酸と聞くと私はノロウイルスをイメージしますが、皆さんはいかがでしょうか?ノロウイルスにはアルコールがあまり効果がないことがわかり、次亜塩素酸ナトリウムが脚光を浴びることになりましたよね。実はアデノウイルスも同じなんです。

この2つのウイルスは、アルコール消毒に対する耐性が強いノンエンベロープウイルスという種類に区分されます。ウイルスって聞くとノロウイルス以外はアルコール消毒でいけそうな気がしますよね。ですが、アデノウイルスも、従来のウイルスに対する消毒は撃退が難しいのです。

ですが、ここ最近、市販されているアルコール消毒剤のうち数種類がノンエンベロープウイルスに効果的だと調査でわかったそうです。ノンエンベロープウイルスに効果的な消毒剤が普及すれば、予防がもっと楽になるでしょう。医学と研究技術の進歩ですね。現代に生まれて本当に良かったです。

うちは年子兄弟なので、正直、家に持ち込まれたウイルスはどんなに予防しても、多かれ少なかれ二次感染するものだと思っていました。アルコール消毒が万能だと信じていたので、アルコール消毒が効かないともうお手上げ。なる時はなる、ならない時はならない、それは全て神様が決めることだ、くらいの勢いでした(笑)

ですが、ウイルスの種類やウイルスに強い消毒方法を知って、希望の光が見えてきました。二次感染を防いで、誰にも移らないようにすることができそうです。

参考URL

アルコール消毒薬のノンエンベロープウイルスに対する有効性改善策

速乾性手指消毒剤の市場実態調査

ノロウイルスの不活化条件に関する調査

SARAYA・ノンエンベロープウイルスとは

 

保育園・幼稚園の登園基準

少しずつ症状が回復してきたら、早く完治して欲しい気持ちと長い看病生活から解放されたい気持ちが高まりますよね。その一方で、ぶり返す可能性を考えると治りかけのまま保育園に連れて行きたくありませんし、登園のタイミングはとても悩むところです。

回復期と菌の排出期間

症状は短くて3~5日、長くて1~2週間程度で収まります。アデノウイルスは生存能力が強く、紙の上で10日間も生き残ることができるそうです。

症状が治まった後も、2週間~1か月程の間はウイルスが身体から排出され続けます。知れば知るほど、アデノウイルスはとてもパワフルですね。本当に恐ろしいです。

参考URL:

いとう耳鼻科・アデノウイルス

東京都感染症情報センター・咽頭結膜熱

横浜市衛生研究所・アデノウイルス感染症について

出席停止と保育園の登園基準

あまりにパワフルなアデノウイルスは、学校保健法で第二種感染症に指定されています。以下のように出席停止期間が定められていています。

発熱、咽頭炎、結膜炎などの主要症状が消退した後 2 日を経過する まで出席停止とする。

引用URL:文部科学省・学校において予防すべき感染症の解説3

加え、登園時に治癒証明書または登園届や登園許可書を提出する必要がある場合が多いです。地域や保育園によって出す書類の名前が変わりますが、要はもう一度お医者さんに行って、プール熱が治ったかどうか判断してもらうということです。

また、保育園によっても登園の判断がかなり違います。長男と次男は近所の別々な保育園に通っていますが、この二つの園ですら風邪の登園基準は変わってきます。預かる側としても判断が難しいのでしょう。

なので、プール熱にかかった時は、通っている保育園や幼稚園に問い合わせてみましょう。自分の通っている保育園の先生が答えを知っています。

また、プール熱にかかった子供は1か月程度プールに入ることはできません。子供にとってプールは夏の楽しみ。1か月もお預けになってしまうとは…アデノウイルス憎らしいです。

参考URL:

東京都こども医療ガイド・プール熱(咽頭角膜熱)

いとう耳鼻科・アデノウイルス

登園基準を満たしても保育園に入れないことがある

プール熱の話ではないのですが、出席停止つながりで私が経験したことをお伝えします。実は最近、私と次男が溶連菌にかかりました。溶連菌は第三種学校感染症に指定されています。

ちなみに溶連菌の登園基準はこんな感じです。

適切な抗菌薬療法開始後24時間以内に感染力は失せるため、それ以降、登校(園)は可能である。

引用URL:文部科学省・学校においてに予防すべき感染症の解説

出席停止になっている間は兄の送迎はできないと判断し(と言うか最初の2日間はだる過ぎて立つこともできなかったので)、代わりにパパに送迎をお願いしていました。数日が経過して、登園基準を満たし元気になったタイミングで私がお見送りに行ったところ、玄関の外で待つように言われました。

私が登園基準を満たして元気になったことを伝えたところ、出席停止とは別に保育園独自の登園基準があることを教えてもらいました。そちらを満たしていなかったため、入ることができなかったのです。

兄が通っている保育園は私が生まれる前からあるので、長年の保育で培ったものがあるようです。やっぱり登園基準は保育園に聞くのが一番と感じた出来事でした。

感染していなくても、お休みする必要があるパターン

長男が感染性胃腸炎にかかった時、長男が治るまでは次男も欠席するよう次男の保育園の先生に言われました。次男もすでに菌を持っていると判断されたようです。今思うと納得できますが、言われた時はびっくりしました。

当たり前ですが、園で預かる子供はそれぞれ、そこで起きることもそれぞれです。保育園によって対応が違うのも自然なことだと感じました。登園しても良いかどうかあらかじめ保育園に確かめて、再びお子さんが元気に登園するまで見守ってあげてくださいね。

こちらも参考になるので、チェックしてみてくださいね。

インフルエンザB型で子供が学校を休んだ時の対処法と症状

 

まとめ

プール熱とは?

  • 流行時期は夏だが、季節問わず流行する可能性がある
  • 感染経路は、飛沫、接触、糞口、汚染されたプールの4種類
  • 病原体はアデノウイルスで、主に3~6歳の子供がかかりやすい
  • 出席停止になる感染症として取り扱われている

症状

  • 潜伏期間は5~7日、長くて14日
  • 主症状は発熱、のどの痛み、充血やかゆみなどの目の症状
  • 乳幼児やお年寄りは重症化しやすい
  • 特効薬はなく、対処療法となる
  • 手足口病とは、手足の発疹の有無で見分けることができる
  • ヘルパンギーナとは見分けるのが難しい
  • 流行り目とは、発熱がないかで見分けることができる

病院での対応

  • 受診する科は小児科、耳鼻咽喉科、眼科
  • 簡易検査キットが普及し、アデノウイルスがいるかどうかが簡単に分かる
  • 薬はそれぞれの症状に対して出してもらえることがある

自宅でのケア

  • 水分補給は、喉越しが良く子供が好きなものから与える
  • 水分が取れるようになってきたら消化の良いものを食べさせる
  • 温度管理はエアコンの風が当たらないように快適さを保つ
  • 乾燥しないように湿度管理を行う
  • 服はいつも通りでも問題なし
  • 38度以下で元気なら、軽めにシャワーを浴びる 

感染しないために

  • 大人がプール熱になったら、子供と同じような症状が現れる
  • 感染経路をシャットアウトするような予防を意識する
  • 煮沸消毒、次亜塩素酸ナトリウム、塩素系消毒が使えて有効な方法
  • アデノウイルスとノロウイルスは、アルコール消毒の効果が比較的出にくい

幼稚園・保育園の登園基準

  • 症状が出てから3~5日、長くて2週間程で回復する
  • 発熱、咽頭炎、結膜炎などの主要症状が消退した後2日を経過する までは出席停止
  • プール熱にかかったらいつ頃登園できるか保育園に問い合わせしてみる
  • かかったのが本人ではなくても、出席できないこともある

調べれば調べるほど、我が子にはかかって欲しくない気持ちが強まります(笑)でも、流行している時期があるということは、それだけプール熱に苦しむお子さんが多いのが現実なんですよね。

プール熱にかかるお子さんも看病するパパママも本当に大変です。でも、これだけ網羅できていれば、いざ自分の子供がなっても大丈夫です。それに症状が辛くても治らない病気ではありません。心配し過ぎたり、無理し過ぎないようにしてくださいね。

お子さんはいつもとは違う状況に不安を感じていると思うので、まずはお子さんの傍にいてあげてください。それだけでお子さんの状態は変わると思います。

判断に困った時はお医者さんにお任せしましょう。私たちは判断のプロではなく、子供たちの傍にいるプロです。休む時はお子さんと一緒にしっかり休んで、ちょっとでもお子さんの不安や苦痛を取り除いてあげてくださいね。

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