喉に痰が絡んでいると、大人でも鬱陶しく感じるものですが、子供の場合は自分で上手く痰を出すことができないので、本当に辛そうです。絡まりすぎると嘔吐することもあります。

目の前で子供が苦しそうにしていれば「何とかしてあげたい」と思うのが親心。

けれど熱もなく、意識もしっかりしていると「病院へ行くほどではないかな?」と受診も躊躇してしまったり。

子供の体調が悪くなると「このくらいは家で様子を見ていて大丈夫?」「早めに薬をもらってきた方がいいのかな?」等々判断に迷い、不安になってしまうことも多いですよね。

我が家にも、やはりまだ自分で痰を出すことのできない5歳の子供がいます。特に冬の寒い時期は、日中は元気だったのに夕方から突然痰絡みの咳が出始めて・・・なんてこともしばしば。

インフルエンザが猛威を振るっている時期には、頻繁に病院に連れて行くのも躊躇われ、何とか自然治癒してくれればと願いつつ、聞きかじった対処法をいろいろ試して対応しています。

そこで今回はCさんに、実際にやってみて効果的だったものの体験談と合わせて、子供の痰絡みの症状を和らげる対処法をご紹介します。

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痰はどうして出るの?

そもそも痰って何だろう?

痰は空気中のウイルスや細菌、ほこりを気管や気管支などの粘膜から出た粘液と一緒にして、体の外に排出したもの。つまり体内に悪いものを侵入させないための、体の防衛反応の現れなんです。

実は健康な時にも痰は出ているんですが、無色透明で量も少ないので、普段は気にならないんですね。

ところが風邪をひいて気管支が炎症を起こしたりすると、痰の分泌量が増え、粘度も強くなるので、喉に絡むようになります。

子供は痰が溜まりやすいのはなぜ?

痰を出すためには咳をしなければなりませんが、子供は大人のように上手く咳ができないため、痰を出せません。しかも子供の痰の分泌量は大人よりも多いのだそうです。

なのでさらに痰が溜まっていき、咳も長引き、どんどん苦しくなるという構図に嵌ってしまうのです。

痰が絡んでいる時というのは、ウイルスや細菌といった何らかの異物が体内に侵入していて、体がその異物と戦っている時。この異物との戦いが終わるまで痰絡み自体は治まりません。

ですから、家庭でできる対処法というのは、痰絡みそのものをなくすためのものではなく、痰絡みによって生じている苦しさや不快感を緩和するためのもの、ということになります。

 

痰の原因は風邪だけではなく、花粉症の可能性も。特に子供の花粉症は痰よりも目のかゆみが実は厄介。

花粉症対策の参考にこちらの記事もどうぞ。

子供の花粉症は増えている!?目のかゆみや花粉への対策を紹介

 

まずは水分補給

喉が潤っていると、痰がやわらかくなり、出しやすくなります。冷たい飲み物は気管を収縮させるので、温かいものを飲むのが望ましいそうです。

でもうちの子もそうですが、温かい飲み物が嫌いな子供って結構いるんですよね。温かいものがダメなら、常温のもの、白湯なんかが良いそうです。うちでは専ら常温のお茶で対応しています。

私自身は、具合の悪い時ですし、まずは子供の飲めるもの、飲みたいものから口にしてもらってもいいのかな、と思っています。

痰が絡んでいる時は喉に不快感があるので、子供はとにかく痰を出そうと躍起になって咳をしてむせ込んだりします。そんな時に何かを飲むことによって、子供もひと息つけているように見えます。

一息ついて落ち着くには、ジュースでも充分効果がありますよね。もちろん冷たいもの、甘いものを飲み続けるのはよくないでしょうから、手始めにということですけれど。

痰の原因が風邪である可能性も高いですし、何にせよ水分補給はこまめにするよう気を配りたいものです。ガラガラうがいができるようであれば、これも喉を潤すのにはかなり効果がありますよ。

 

適切な湿度を保つ

室内の空気が乾燥していれば、当然喉も乾く。ということで加湿が大事です。望ましい湿度は40%~60%。ただ冬場は加湿器がないと、この数値を保つのはなかなか難しいですよね。

我が家には加湿器がないので、乾燥対策の王道で洗濯物を部屋干ししていますが、冬のエアコンのついた室内では全く歯が立たないという感じです。

そこで重宝しているのがマスク。子供がつけるのを嫌がらなければですが、お手軽かつ効果的に喉を乾燥から守れます。就寝時の使用もおすすめです。

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背中とんとん

タッピングと言いますが、背中をとんとんと優しく叩いてあげます。そうすると、その振動で気道に張りついていた痰が剥がれ、出やすくなるそうです。

私はまだこの方法で痰を出したことはありませんが、痰の量が多い時などには、かなり効果がありそうなので、覚えておきたいと思っています。

特に赤ちゃんは痰量が多いと、呼吸自体が苦しそうで心配ですし、試してみるといいのではないでしょうか。

咳をするタイミングを見計らって、一緒に痰を出せるように叩くと良いようですよ。

 

姿勢を変える

小児科の先生から、寝たり起きたりとこまめに姿勢を変えてあげるといいと聞きました。ですが我が子の体験からすると、上体を少し起こした姿勢で安定させてあげるのが、一番楽なように思います。

まだ姿勢については何も意識していなかった頃のことですが、子供が痰絡みの咳を出し、夜中に起きてしまったことがありました。

咳が止まらず、なかなか寝付けずにいたのですが、子供が自分から「この恰好で寝たい」と私の膝に頭をのせ、膝枕の恰好になりました。

症状が軽かったのかもしれませんが、膝枕をしてしばらくすると眠ることができたので、以来、就寝時に痰絡みがある時には、いつも膝枕で寝かしつけをしています。

多少時間のかかることはありますが、今のところ成功率100%です。

 

寝かしつける時の便利アイテム“絵本”。

中々眠れない時や読み聞かせに最適なおすすめ絵本が載っていますので、こちらもご参考にどうぞ。

赤ちゃんの寝かしつけには絵本がおすすめ。医者も納得の理由とは?

子供の絵本でおすすめの人気読み聞かせランキング5選!幼児向け

 

安心させてあげる

大人は「痰が絡んでいる」「痰を出すために咳が出ている」ということを理解していますが、子供はそうではありませんよね。

「何だかわからないけど気持ち悪い」「苦しい」という感覚でしょうか。そして自分では「どうしていいかわからない」「どうにかして欲しい」と不安でいっぱいなのだと思います。

私はよく「今はとっても苦しいね。でもお茶を飲んだからもう大丈夫」「お茶やお水を飲むと、少しずつ元気になっていけるんだよ」というような声かけをします。

言葉がわかる年齢であれば、ちゃんと病気が治るという予測を示してあげると、ずいぶん安心するようです。

気持ちが落ち着くと、体の症状自体は変わらなくても、不思議と泣いたりグズッたりという機嫌の悪さが軽減されます。

 

痰が絡むと共に咳も出ると子供はとても苦しい状況です。特に夜中に咳が止まらないこともしばしば。

そんな夜中の咳への対処法は色々あるので、こちらを参考に試してみてください。

子供が夜中に咳が止まらない原因は?知っておきたい対処方法

 

まとめ

  1. 痰は体の防衛反応、子供は大人よりも痰が溜まりやすい
  2. 水分補給で喉を潤す
  3. 湿度を保つ
  4. 背中をとんとん(タッピング)
  5. 上体を起こすなど姿勢をかえる
  6. 安心させてあげる

まとめてみると、家庭でできる対処法というのは、本当にシンプルなものばかりですね。

けれどこんなに簡単な方法でも、確かに効果を実感できることが多々あります。人の体にはもともと健康な状態に戻ろうとする回復力が備わっているんですね。

水分を摂ることができて喉が楽になる、すると眠ることができて少し体力が回復する。体力が回復すると食欲も出てきて、さらに体力がつく。そして元気になる、ということがよくあります。

もちろん何をしても効き目がなく、子供がとても苦しそう、痰絡みが何日も続いてとれない、ということもやはりあります。そんな時には速やかに病院に行って下さい。

痰の原因は様々なので、症状が長引く要因を診てもらえれば安心ですし、何より適切なお薬を出してもらえるので、子供の体への負担をなくしてあげられます。

また「家での対応だけでは不安」とお母さんが思うのであれば、子供の症状の軽重に関わらず、やはりかかりつけのお医者さんに相談していいのではないでしょうか。

子供が健やかであることと同じくらい、お母さんが不安なく育児をできることも大事なことだと思います。

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