小さいお子さんをもつパパ・ママなら、誰もが気になるのが子供の体調ですよね。特に冬になると、風邪やインフルエンザも流行るので注意が必要です。

私自身、親バカなので自分の子供もたまに咳をするとすごく気になったりします。やはりお子さんのことは心配ですよね。

そこで、今日はお子さんの喉の痛みについてRさんがご紹介したいと思います。

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喉が痛そう。子供の喉の痛みはこれを疑え!?

お子さんが「喉が痛い」という時の大部分は、ウイルスや細菌に感染して喉に炎症を起こしている状態です。その中でも、子供の喉風邪の2割前後は「溶連菌感染症」だと言われています。

難しい名前ですが、「ようれんきんかんせんしょう」といいます。3歳~13歳の子供に多く発症し、秋の終わりから初夏にかけて流行しやすい病気なんです。

お子さんがこの時期に「喉が痛い」と言った時には、まず「溶連菌感染症」を疑ってください。

 

溶連菌感染症ってどんな症状の病気?

そもそも「溶連菌」とは何なのでしょうか。「溶連菌」にはα溶血とβ溶血の2種類あり、9割が「β溶血のA群」と呼ばれるものでだそうです。

難しいのでひとまず細菌の1種による感染と覚えておきましょう。

感染すると以下の症状がでることがあります。

  • 喉の痛み(真っ赤になる)
  • 38~39℃の発熱
  • 舌や首筋のリンパ節の腫れ
  • 腹部・胸・脇の下の発疹など

この他に、手足の発疹、頭痛や吐き気を伴うケースもあるそうです。

また、喉の痛みによるものなので通常の風邪と勘違いされる方も少なくありません。咳や鼻水がでないのに喉の痛みと発熱がある場合には溶連菌感染症の可能性が高いのです。

溶連菌感染症の情報は、こちらもぜひチェックしてみてください。

溶連菌感染症の症状(熱)と治療!子供も大人も嘔吐でうつる

 

合併症の恐れはあるの!?

溶連菌感染症には、発症1週間〜3週間後に「続発症」という合併症を引き起こす可能性があります。一例として、急性腎炎やリウマチ熱などがあげられます。

急性腎炎では主にまぶたや手足のむくみ、血尿、高血圧などの症状が見られます。また、腎臓の機能が低下するとおしっこが出にくなることもあります。そこから高血圧が進むと命に関わることもあるそうです。怖いですね。

リウマチ熱は近年日本ではあまり見られなくなった病気です。しかし、発熱、関節痛、心臓の炎症、発疹も起す可能性があり、これも危険です。

他にもアレルギー性紫斑、関節炎、精神神経疾患などとの合併もあり得るので、発症時にしっかりと治しておきましょう

子供の病気ではこちらも参考になりますよ。

体にぶつぶつでかゆい?子供の体にできたその正体は発疹?

 

知っておきたい治療法と対処法!!

治療法としては、抗生物質の服用だけで済みます。適切な治療をすれば24時間程度で熱がひき、他人への感染力もなくなります。

でも、症状がひいたからといって油断しないでください。7日~10日程度は薬を飲み続けないといけません。私自身も調子が良くなるとつい自分の判断で服用を辞めてしまうので注意が必要です。

中途半端に服用をやめてしまうと、症状が繰り返したり、先ほど触れた合併症を起こすリスクもあるので必ず医師の判断を仰ぎましょう。くれぐれも自分で判断しないように。

 

家庭で気を付けておくべきことは!?

・食事について
喉の痛みがあるので「熱い」「辛い」「すっぱい」などの刺激物は避けるようにしてください。
なるべく喉越しの良いものがいいと思います。

ただ、食べるのが辛そうなら、栄養を摂るために水分補給をしっかりとすることをオススメします。

・入浴について
熱が下がればお風呂に入っても全然問題ありません。入浴はとても体力を使うので発熱時は入浴を避け、体を拭く程度にすると良いと思います。

・登園、登校について
抗生物質を飲んで24時間経過すれば感染力がなくなるので、24時間~48時間ぐらいを目安で考えておくと良いでしょう。ただし、元気そうにしていても治療は続けて行う必要があります。

 

再発の可能性もあるの!?

 

溶連菌感染症は、1割~2割程度の子どもが1年以内に再発すると言われています。1ヶ月程度で再発するケースもありますが、抗生物質がうまく効いていなかったことが考えられます。

再発すると慌ててしまうかもしれませんが、再発時に症状が重くなるなどのことはありません。初期発症時と同じように適切な治療をしましょう。

 

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予防は出来るの!?

これといった予防方法はないようで、保育園、幼稚園、小学校などで溶連菌をもった子供は100人中5〜10人程度いると考えられています。症状は出ていなくても菌を保有している「保菌者」がいるケースもあるそうです。

また、感染ルートについてはくしゃみやせきなどの「飛沫感染」や食物を通じた感染などさまざまです。飛沫感染や食物からなど、感染ルートが非常に身近なため予防は難しいとされています。

しいていうなら、手洗い、うがいをしっかりすることです。これはインフルエンザや他の風邪もしっかり予防するので必ず習慣づけるようにするとよいと思います。これは私の家でも徹底してやっています。

予防が難しいからこそ、疑いのある症状がでたら速やかにお医者さんへ連れて行きましょう。

【手洗いについて】
参考URL: 家庭用製品情報SARAYA「せっけんで手洗い」

 

溶連菌以外の喉の痛みは??

今回は「溶連菌感染症」を主体として書きましたが、それ以外にも「喉の痛み」として考えられる病気がいくつかあります。ご自身で判断付かない場合は早めに受診することをオススメします。

急性咽頭炎

咽頭(喉の奥にある、鼻と喉が繋がっている部分)の炎症のことを言います。基本的な風邪の症状に加え、喉痛みが強く、咳が激しいのが特徴です。

室内が乾燥していると治りも遅くなるため、湿度を保つなどの対策が必要です。

こちらも参考にどうぞ。

咽頭(いんとう)炎の原因!子供に多い喉(のど)の病気は?

扁桃炎

口蓋扁桃(喉の奥の両側面)の炎症のことを言います。腫れが大きく、強い痛みを伴います。また、急な高熱や頭痛がすることもあります。ひどくなると、首や顎のリンパ節が腫れ、全身の倦怠感を伴うこともあります。

細菌性かウイルス性かで治療法が変わってきますので、自分で判断はせず医師に判断を仰ぎましょう。

ヘルパンギーナ

「エンテロウイルス」が原因で、突然の高熱と、喉の奥に小さな水泡ができます。喉の水泡がつぶれると、食事ができないほど痛くなります。

特効薬はありませんが、症状を緩和させる治療を行います。また、脱水症状にならないよう水分をとる必要があります。

プール熱

「アデノウイルス」が原因の感染症で、正式には「咽頭結膜熱」といいます。プールの水を介して感染することがあるので「プール熱」と呼ばれるようになりました。

症状としては、喉の奥が赤くはれて痛み高熱がたり、目の充血やかゆみなどの結膜炎が起こるのが特徴的です。目の症状が強い時には小児科とあわせて、眼科の受診をオススメします。

インフルエンザ

みなさんご存知のインフルエンザです。毎年、秋から冬にかけて流行し、症状も一般的な風邪より重いです。
喉の痛みの他に、高熱・倦怠感・関節痛などもあります。幼稚園・保育園・学校などは出席停止となります。

こちらも参考にチェックしてみてください。

インフルエンザB型で子供が学校を休んだ時の対処法と症状 

肺炎

肺の炎症のことをさし、ウイルス性・サイコプラズマ生・細菌性など原因は様々です。風邪をこじらせることでなることが多く、「薬を飲んでいるのに風邪が良くならない時」「発熱して4日以上経っても下がらない時」は肺炎を疑いましょう。

症状の特徴としては咳が続くということです。ウイルス性のものだと多くは自然に回復するようですが、細菌性のものだと重症化しやすく、呼吸困難などを引き起こしたり入院治療が必要なケースもあります。

子供ののどが痛くなる病気では、こちらも参考になると思います。

流行性耳下腺(じかせん)炎(ムンプス・おたふく)子供の症状
 

まとめ

  • 子どもが喉の痛みは「溶連菌感染症」の可能性が高い
  • 「溶連菌」は細菌の1種で症状としては喉の痛みと発熱が中心
  • 「続発症」という合併症には要注意!発症時にしっかりと治しておくこと
  • 治療は抗生物質のみで、7~10日程の服用が必要
  • 食事は刺激物を避ける、お風呂は熱が下がってから、登園・登校は24~48時間
  • 1年以内に再発の可能性もあるので、しっかりと治療しましょう
  • 予防は難しいが手洗い、うがいはしっかりとしましょう
  • 「溶連菌感染症」の他にも考えられるケースがあり、判断付かない場合は受診しましょう

喉の痛みはよくあることなのでついつい見逃してしまいがちです。だからこそ、病気について知っておくことでちゃんとした対処ができると思います。

判断を間違えると危険なこともあります。心配な時は自分で判断せず、まずはお医者さんに相談しましょう。

ですが、お子さんばかりを心配してお父さん、お母さんの体調管理もおろそかにしないように気を付けましょう。

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