冬場は1年の中で「体調を崩しやすい季節」といっても過言ではありません。

特に、ウイルス性胃腸炎はとても怖いですよね。私も小さいころにウイルス性胃腸炎にかかったことがあります。しかもクリスマスに。もう吐いて下して、せっかくのチキンもケーキも台無しです。人生の中でもトップスリーに入る辛い思い出です。大事なお子さんにそんな思いさせたくないですよね。

ちなみに、ウイルス性胃腸炎って、ノロウイルスだけじゃないこと、ご存知ですか。「ロタウイルス」というウイルス性胃腸炎。あまり耳慣れないという人も多いはず。

実はこのウイルス、ものすごく身近なウイルスなんです。重症化の可能性もあるこのウイルスについて、どれだけ知っていますか。

そこで、ロタウイルスについてHさんがご紹介します。

 

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ロタウイルスって?

ロタウイルスは、ウイルスが原因の下痢症です。世界中ほとんどの乳幼児が1回はかかる言われています。「ほとんどの乳幼児がかかる」と言われるととても怖いですね。しかも、世界中にこの病原体が広がると思うと恐ろしくもなります。

一度ロタウイルスにかかると免疫ができるようですが、もうかかることはないとは言い切れないようです。でも、次回かかったとしても症状が軽くなるし、回を追うごとに軽くなっていくようです。

免疫出来るんですね。これは少し安心ですね。毎年のように重い症状でかかってしまったら冬が嫌いになってしまかも。

流行

ロタウイルスは、他のウイルス性胃腸炎やノロウイルスなどと同じように、冬場に流行します。感染者は冬の終わり~春先にかけて最も多いそうです。

冬場に「ロタウイルスになった」という子をよく聞きます。インフルエンザも冬場ですし、やはり冬場の病気が多いんですね。

症状

症状の主な特徴としては

  • 発熱
  • 下痢
  • 嘔吐

この3つです。感染初期は悪寒を伴う発熱が起こり、徐々に胃腸炎の症状の嘔吐と下痢があらわれます。

潜伏期間

潜伏期間は、1~3日と意外と短いようですが、発症後2~7日程度症状が続くようです。これは個人差があり、3日程度と短い子から、1週間くらいと長い子もいるようです。

発熱だけでもきついのに、嘔吐や下痢も加わるとは。恐るべしロタウイルス。自分の子供がなったらと思うとぞっとします。

一見ノロウイルスと変わらないように見えるロタウイルスですが、実はぜんぜん違うんです!

では、ノロウイルスとロタウイルスの違いについてご紹介します。

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ノロウイルスとロタウイルスの違い

違いその1:流行時期

冬の終わり~春先にかけて流行するロタウイルスと違って、ノロウイルスは秋の終わりから冬の中ごろに流行します。ちょうど入れ替わりのようになってるんです。インフルエンザの流行とノロウイルスの流行が終わりかけて、みんなが油断してる時期に流行するみたいです。

違いその2:症状

ノロウイルスの主な症状が嘔吐なのに対し、ロタウイルスの主な症状は「下痢」です。実は、ウイルス性胃腸炎のなかでもロタウイルスによる下痢は最も激しいんです。

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また、白色の便がでる傾向が強いのも特徴のひとつです。白くて薄い、お米のとぎ汁に似た便がでることが多いらしいです。これはロタウイルスが「白色便下痢症」とも言われる理由ですね。

「お子さんの便が白くてびっくり!」なんてときには、ロタウイルスを疑った方がいいですね。

では、もしもロタウイルスになってしまったらどうすれば良いのか。

 

 

ロタウイルスになってしまったら

ロタウイルスは、乳幼児期に最も多く発生します。また、ロタウイルスに有効な抗ウイルス薬は、今のところありません。

なのでもしお子さんが感染してしまったら、養生あるのみです。とにかく安静にする。栄養をしっかり取って水分も補給してください。自然治癒に頼って治るのを待つしか方法はありません。

しかし、栄養や水分補給は嘔吐が治まってから。嘔吐のあるうちに水分を取っても、また嘔吐の繰り返しになってします。嘔吐は大人でもきついので、子供ならなおさらでしょう。症状が治まってから、少しずつお口に入れてあげてください。

重症化の可能性

また、ロタウイルス感染に伴う下痢、嘔吐は、脱水症状につながりやすいです。特に免疫力の弱い乳幼児は脱水症状を起こしがちです。

脱水症状の症状

  • 尿が出なくなる
  • ぐったり
  • 手足の震え

など、個人で症状は様々ですので、ロタウイルスで体調が悪いのか、脱水症状で体調が悪いのか見分けは付きにくいかも知れません。でも、尿が出なくなってしまったら要注意だと思っていいと思います。重症化する前に病院へ連れていきましょう。

生後4カ月~2歳程度までの乳幼児は重症化の可能性が高いので、しっかりと感染予防をしていきましょう。

1年を通じて、だいたいきまった時期に感染症が流行ります。もし、感染した時は落ち着いて対処しましょう。

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どうやって予防したらいいの?

ロタウイルスも他の胃腸炎と同じく、ウイルスのついたものを口にいれることで感染します。感染した人の嘔吐物や便などに含まれていたウイルスが手などを介して色々なところに付着し、周りのひとの口に入ってしまうんですね。

特に小さなお子さんは、おもちゃや食べ物を通して感染する確立が高いみたいです。ですので

  • むやみに口にものを入れさせない
  • 手洗いうがい

この二つを徹底しましょう!

とは言え、小さな子はご飯は手づかみだし、何でもかんでもすぐに口にいれちゃいますよね。お母さんもお父さんも大変だとは思いますが、できるだけ目を光らせていてあげてください。おもちゃや食べ物だけでなく、手すりやつり革、公園の遊具など、公共の場でたくさんの手が触れるところは特に気をつけてください。

「それでも不安だわ」という方は、生後六ヶ月までなら予防接種を受けることもできます。費用はおよそ12,000~15,000ほど。期間や費用など、少し難しいかもしれませんが、シロップタイプのワクチンなのでお子さんの負担も少しは軽いのではないでしょうか。

生後4カ月~2歳程度までの乳幼児は重症化の可能性が高いので、しっかりと感染予防をしていきましょう。

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まとめ

  • ロタウイルスの流行は晩冬~春先にかけて
  • ノロウイルスよりも流行期間が遅い
  • 症状は、発熱、嘔吐、そして特に下痢が特徴
  • 潜伏期間は1~3日、発症後2~7日程度症状が続く。
  • ノロウイルスとロタウイルスは、ウイルスが違うのはもとより、流行時期と症状に違いがある。
  • ロタウイルスに有効な抗ウイルス薬は、今のところありません。
  • ロタウイルスになってしまったら、とにかく安静が一番。
  • 栄養や水分補給は、嘔吐が治まってから少しづつ与える。
  • 乳幼児の場合脱水症状に注意
  • 尿が出なくなってしまったら脱水症状になりかけかも。
  • むやみに口にものをいれさせない、手洗いやうがいをさせる。

日本人のほとんどが、5歳までにロタウイルスに感染した経験があるといわれているほど、ロタウイルスはとても身近な病気です。また発展途上国では、毎年たくさんの子供がロタウイルスが原因で亡くなっています。にもかかわらず、知名度はあまり高くありません。

大切なお子さんのためにも、病気に対しての知識と理解はとても大切です。

もちろん、子供だけではありません!ロタウイルスは幅広い年齢層の方に感染します。お母さんやお父さん、保護者の方も、無理は禁物。栄養のあるご飯をたべて、しっかり休んで、ウイルスなんかに負けずにこの冬を元気に乗り切りましょう。

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